2009年12月27日日曜日

IODP南海トラフ地震発生帯掘削計画(南海掘削) Nankai Trough Seismogenic Zone Experiment

【出展引用リンク】:

http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/Expedition/NantroSEIZE/index.html


【引用始め】:
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未踏の巨大地震発生帯へ









地震、特にプレート沈み込み帯で発生する巨大地震は、地球上でもっとも深刻な自然災害です。2004年のスマトラ沖大地震と大津波では、これらの自然災害により私たちの社会がいかに深刻な影響を受けるか、まざまざと見せつけられました。統合国際深海掘削計画(IODP)では、壊滅的な巨大地震や津波がなぜ発生するのかを解明するために、そして長い年月をかけて起きている地球変動の姿を明らかにするために、掘削探査を行います。
「南海トラフ地震発生帯掘削計画」(南海掘削)は、世界中の科学者が集結し、数年にわたって実施される一大科学掘削計画です。南海掘削は、科学史上初めて、巨大地震が幾度なく発生してきた地震断層に向けて掘削し、地震発生のキーとなる岩石試料を採取するのみならず、現場でのデータ観測を試みる壮大な科学計画です。紀伊半島沖(熊野灘)南海トラフは、大規模な揺れと津波を伴った1944年東南海地震(マグニチュード8クラス)の破壊域にあり、かつ掘削によって到達可能な深度にプレート境界断層及び巨大分岐断層があります。この海域において沈み込み帯浅部から深部までの複数地点で掘削を行い、試料回収(コアリング)と長期孔内計測により、断層の地震性滑りと非地震性滑りを決定づける条件(すなわち地震発生条件)を明らかにすることを目的としています。

コチーフプロジェクトサイエンティスト

木下正高(きのした まさたか)
海洋研究開発機構 地球内部変動研究センター(日本)
Harold J. Tobin(ハロルド・トビン)
ウィスコンシン大学マディソン校 地質・地球物理学部(米国)
スペシャリティコーディネータ
Michael Underwood(ミズーリ大学)
Sedimentology
木村 学(東京大学)
Structural geology
金松 敏也(JAMSTEC)
Paleomagnetics, stratigraphy
Goeff Wheat(モントレー湾水族館研究所)
Geochemistry
Demian Saffer(ペンシルバニア州立大学)
Physical property
Gregory Moore (ハワイ大学)
Core-Logging-Seismic integration

研究航海ステージ
ステージ1(2007-2008年度)「2008年2月完了」
航海番号
航海名
主な目的
共同首席研究者
研究支援統括
詳細
314
LWD横断掘削
ステージ1全サイトにおける掘削時同時検層による付加帯断面の孔内地層各種物理データの取得
木下正高
(IFREE/JAMSTEC・日本)

Harold Tobin
(ウィスコンシン大学・米国)
Moe Kyaw Thu
(CDEX)
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315
巨大分岐断層ライザー掘削パイロット
分岐断層浅部と熊野前弧海盆の堆積構造発達史の解明
芦 寿一郎
(東京大学・日本)

Siegfried Lallemant
(セルジ・ポントワーズ大学・フランス)
眞砂英樹
(CDEX)
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316
巨大分岐断層浅部・前縁断層掘削
沈み込む堆積物とプリズム尖端部のコアリング
木村 学
(東京大学・日本)

Elizabeth Screaton
(フロリダ大学・米国)
Daniel Curewitz
(シラキュース大学)
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ステージ2(2009年度)
航海番号
航海名
主な目的
共同首席研究者
研究支援統括
詳細
319
ライザー/ライザーレス掘削長期孔内計測-1
東南海地震震源域直上及び同域から派生した巨大分岐断層縁辺部において将来の長期孔内計測用孔井を、それぞれライザー及びライザーレス掘削し、将来のリアルタイム長期孔内観測に資する
荒木英一郎
(MARITEC/JAMSTEC・日本)

Tim Byrne
(コネチカット大学・米国)

Lisa McNeill
(サウサンプトン大学・英国)

Demian Saffer
(ペンシルベニア州立大学・米国)
江口暢久
(CDEX)

高橋共馬
(CDEX)

SeanToczko
(CDEX)
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322
沈み込みインプット
地震発生帯に運び込まれる物質の初期状態の解明
Michael B. Underwood
(ミズーリ大学・米国)

斎藤実篤
(IFREE/JAMSTEC・日本)
久保雄介(CDEX)
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ステージ3以降の予定
ステージ3
ステージ3では、海底下約6,000メートルという非常に深いエリアに横たわる地震発生帯をターゲットとし、海洋地殻が沈み込むプレート境界面を突きぬくように掘削を行う、とてもチャレンジングな計画です。掘削後には、孔内にモニタリングシステムの設置を計画しています。このシステムは、長期にわたって孔内で観測を行えるシステムが技術開発されるまで、そのまま数年間設置することを計画しています。
ステージ4
ステージ4では、長期にわたって孔内で観測を行うことができるシステムを、2つの超深度掘削孔に設置することを計画しています。日本国内ではこの計画と並行して、地震観測などの海底ケーブルネットワークシステムを熊野灘に配置するプロジェクトが進められており、将来、そのネットワークに接続して、地震発生の現場で観測されたデータもリアルタイムで得ることができる可能性があります。


メディア&プレス
メディア乗船取材
2009年5月30日
【BBC Newsオンライン】
Q&A Nankai Trough expedition
2009年5月29日
【BBCワールドニュース(TV)】
Scientists drill earthquake zone
2009年5月29日
【BBCワールドニュース(TV)】
Drilling the ocean floor
2009年5月29日
【BBCワールドニュース(TV)】
Driving alone the ocean floor
2009年5月29日
【BBC Radio 4】
Getting to the bottom of earthquakes
2009年5月29日
【BBC Newsオンライン】
Ground truths: Predicting the 'big one'
2009年5月28日
【BBC Newsオンライン】
Ocean monster shows hidden depths
2009年5月28日
【BBC Newsオンライン】
Quake zone diary
2009年5月27日
【BBC Newsオンライン】
An old flame in the Ring of Fire

プレスリリース
2009年10月9日
【JAMSTECプレスリリース】
IODP南海掘削第322次研究航海の結果について
2009年9月3日
【JAMSTECプレスリリース】
IODP南海掘削第319次研究航海の結果について
2009年8月17日
【JAMSTECプレスリリース】
南海トラフ巨大分岐断層の起源と全歴史を解明
2009年7月30日
【JAMSTECプレスリリース】
IODP「ちきゅう」による南海掘削(速報)~ライザー掘削実施~
2009年6月26日
【JAMSTECプレスリリース】
IODP「ちきゅう」による南海掘削(速報)~ライザー掘削開始のお知らせ~
2009年4月20日
【JAMSTECプレスリリース】
平成21年度「南海トラフ地震発生帯掘削計画」について
2008年2月5日
【JAMSTECプレスリリース】
南海掘削第3次研究航海の結果について(速報)
2007年12月19日
【JAMSTECプレスリリース】
南海掘削第2次研究航海の結果について(速報)
2007年11月16日
【JAMSTECプレスリリース】
南海掘削第1次研究航海の結果について(速報)
2007年11月14日
【JAMSTECプレスリリース】
紀伊半島沖熊野灘における巨大津波の成因について
2007年11月2日
【JAMSTECプレスリリース】
南海トラフ地震発生帯掘削計画(速報)研究掘削の再開について
2007年10月29日
【JAMSTECプレスリリース】
南海トラフ地震発生帯掘削計画(速報)ドリルパイプ下部の回収の断念について
2007年10月22日
【JAMSTECプレスリリース】
南海トラフ地震発生帯掘削計画(速報)ドリルパイプ下部の脱落について
2007年9月25日
【JAMSTECプレスリリース】
地球深部探査船「ちきゅう」による南海トラフ地震発生帯掘削計画(速報)
~研究航海開始のお知らせ~

2007年9月21日
【IODPニュースリリース】
Scientists Launch Seismogenic Zone Experiment to Study Mechanisms of Volatile Earthquake Zone
2007年9月14日
【文部科学省プレスリリース】
統合国際深海掘削計画(IODP)における研究航海の開始について
‐南海トラフ地震発生帯掘削計画‐

2007年9月10日
【JAMSTECプレスリリース】
地球深部探査船「ちきゅう」による南海トラフ地震発生帯掘削計画について
~横浜港出港及び新宮港入港予定変更のお知らせ~(速報)

2007年8月23日
【JAMSTECプレスリリース】
地球深部探査船「ちきゅう」による「南海トラフ地震発生帯掘削計画」の開始について
2006年4月6日
【JAMSTECプレスリリース】
紀伊半島沖熊野灘における地球深部探査船「ちきゅう」の科学掘削に向けたデータ取得のための調査の実施について


科学出版物・パンフレット
サイエンティフィック プロスペクタス(科学計画書)

ステージ1 Scientific Prospectus(英文)

第314次研究航海Scientific Prospectus(英文)

第315次研究航海Scientific Prospectus(英文)

アデンダム(英文)

第316次研究航海Scientific Prospectus(英文)

アデンダム(英文)

第319次研究航海Scientific Prospectus(英文)

第322次研究航海Scientific Prospectus(英文)
プレリミナリーレポート(航海科学・技術成果の要約)

第314次研究航海 南海掘削ステージ1A(LWD Transect、英文)

第315次研究航海 南海掘削ステージ1A(Megasplay Riser Pilot、英文)

第316次研究航海 南海掘削ステージ1A(Shallow Megasplay and Frontal Thrusts、英文)

第319次研究航海 南海掘削ステージ2(Riser/Riserless Observatory、英文)

第322次研究航海 南海掘削ステージ2(Subduction Inputs、英文)
プロシーディングス(船上・陸上研究の成果報告書)

南海トラフ地震発生帯掘削計画ステージ1(第314・315・316次研究航海)
パンフレット

南海トラフ地震発生帯掘削計画パンフレット(PDFファイル)
掘削科学プロポーザル
提案番号
提案タイトル
603 CDP
NanTroSEIZE: The Nankai Trough Seismogenic Zone Experiment Complex Drilling Project
603A
NanTroSEIZE Reference Sites: Sampling and Measuring Inputs to the Seismogenic Zone
603B
NanTroSEIZE Drilling and Observatory Phase 2, Mechanical and Hydrologic State of Mega-Splay Faults: Implications for Seismogenic Faulting and Tsunami Generation
603C
NanTroSEIZE Drilling and Observatory Phase 3: A Window into the Seismogenic Zone
603D
The Nankai Trough Seismogenic Zone Experiment: Observatory Science at the Reference Sites

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