【引用始め】以下の通り
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事務局だより
事務局だより : 「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」の公開を求める再要望書
投稿日時: 2010-01-14 (108 ヒット)
国土交通省は昨日1月13日、「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」の第二回会議を1月15日に開催すると公表しました。八ッ場あしたの会を含む31市民団体は、会議の公開を求め、1月6日に要望書を提出しましたが、要望書への回答は期限内に届かず、有識者会議の公開も認められませんでした。
前政権と同様、治水政策において非民主的な手法が継続されている現状を私たちは深く憂慮し、本日14日、以下の再要望書を提出し、国土交通省、群馬県庁にて記者発表しました。
2009年1月14日
国土交通大臣 前原 誠司 様
「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」座長 中川 博次 様
別紙申入れ団体連絡先
〒102-0083 千代田区麹町6-4麹町ハイツ502 谷合周三法律事務所内
℡03-3512-3443 Fax03-3512-3444
八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会事務局
弁護士 谷合周三
「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」の公開を再度求めます
2009年12月、前原国土交通大臣はわが国の治水政策の転換を目指すとして、「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」を立ち上げましたが、12月3日に開催された第一回会議は非公開とされました。私たち全国の河川や環境の問題に関わる31市民団体は、さる1月6日、連名で有識者会議の公開を求める要望書を前原大臣および中川有識者会議座長に配達証明で提出しました。
しかしながら、期限までに回答はなく、昨日の国交省発表により、1月15日に開催されることとなった第二回会議も、前回と変わらず非公開となることが明らかになりました。「第1回会議で非公開を会則に盛り込んだので、第2回を公開にするには、会則変更が必要になる」というのが国交省泊氏の電話での説明です。
1月15日には治水政策の転換を目指してきた二人の意見陳述が予定されていました。嶋津暉之氏と宮本博司氏です。
嶋津暉之氏(水源連共同代表)は「公開を求めたが、受け入れられなかった。有識者会議答申が少しでも後ろ向きになるのを防ぐには陳述しておくことが大切」と判断され、15日の陳述に応じることを選択されました。
宮本博司氏((元淀川水系流域委員会委員長・元国土交通省防災課長)は、「国民の生命に関わる治水の考え方を転換する議論は国民の前で堂々と行うべきであり、また国民を巻き込んだ中で議論しないとどんなに素晴らしい方針が出ても、実効性が伴わなくなる。本気で転換をやろうとするのなら、その最低で絶対の条件は会議の公開である。私は会議が公開にならなければ、意見陳述に行きません。」としています。
お二人の1月15日の対応は異なりますが、「国民の生命に関わる治水の考え方を転換する議論は国民の前で堂々と行うべきである」「公開を求める」という考えは共通しています。
わが国の治水政策の今後に大きな影響を与える「有識者会議」が国交大臣の私的諮問機関であるからなおさらのこと、その答申が国民に認められるには、その審理過程が透明なものでなければなりません。密室で作成された答申はその内容の如何を問わず、国民の信用を得るのは困難です。
河川行政の大転換を目指す前原大臣がこの有識者会議を非公開扱いしていることに私たちは理解が及びません。有識者会議の審理内容が国民に支持されるには「公開」が大前提です。私たち31市民団体は、貴職が「有識者会議」を公開にすることを強く求めます。
併せて、有識者会議の事務局を官僚任せにするのではなく、政務三役直轄で担われることを要請いたします。
八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会
八ッ場ダムをストップさせる群馬の会
ムダなダムをストップさせる栃木の会
八ッ場ダムをストップさせる茨城の会
八ッ場ダムをストップさせる埼玉の会
八ッ場ダムをストップさせる千葉の会
八ッ場ダムをストップさせる東京の会
霞ヶ浦導水事業を考える県民会議
霞ヶ浦・北浦をよくする市民連絡会義
利根川の水と自然を守る取手連絡会
茨城県の水問題を考える市民連絡会
八ッ場あしたの会
環境会議・諏訪
美しい錦川を未来へ手渡す会
太田川ダム研究会
みんなで佐倉市をよくする会
相模川キャンプインシンポジュウム
ダム反対鹿沼市民協議会
九州住民ネットワーク
球磨川からすべてのダムを無くして鮎の大群を呼び戻す会
奥胎内ダムを考える会
設楽ダムの建設中止を求める会
設楽ダムの建設中止!名古屋の会
日進自然観察会
身近な川を見守る会
全国自然保護連合
利根川流域市民委員会
利根川・江戸川流域ネットワーク
市川緑の市民フォーラム
渓流保護ネットワーク・砂防ダムを考える
導水路はいらない!愛知の会
---再要望書転載終わり---
【上記趣旨に賛同する団体】
環瀬戸内海会議
【参考】
小渕政権下の閣議決定により審議会等の公開、民主化が進められてきましたが、国土交通省河川局関連の審議会等では、変革が遅々として進まず、このことがダム問題の民主的な解決を遅らせる大きな要因となってきました。
政権交代後、民主党政権による変革が期待されていますが、今のところ変化は見られません。上記の要望書は、以下の閣議決定に基づいて、有識者会議の公開を求めるものです。
審議会等の整理合理化に関する基本的計画(平成11年4月27日 閣議決定)より抜粋
http://www.kantei.go.jp/jp/kakugikettei/990524singikai.html
中央省庁等改革を推進するため、審議会等の整理合理化に関する基本的計画を以下のとおり定める。
1.審議会等の整理合理化
(略)
2.懇談会等行政運営上の会合の適正化
懇談会等行政運営上の会合の適正化については、別紙4の「懇談会等行政運営上の会合の開催に関する指針」により行うものとする。
別紙3 審議会等の運営に関する指針
審議会等の運営については、次の指針によるものとする。
(略)
3.議事
(4) 公開
① 審議会等の委員の氏名等については、あらかじめ又は事後速やかに公表する。
② 会議又は議事録を速やかに公開することを原則とし、議事内容の透明性を確保する。なお、特段の理由により会議及び議事録を非公開とする場合には、その理由を明示するとともに、議事要旨を公開するものとする。
ただし、行政処分、不服審査、試験等に関する事務を行う審議会等で、会議、議事録又は議事要旨を公開することにより当事者又は第三者の権利、利益や公共の利益を害するおそれがある場合は会議、議事録又は議事要旨の全部又は一部を非公開とすることができる。
③ 議事録及び議事要旨の公開に当たっては、所管府省において一般の閲覧、複写が可能な一括窓口を設けるとともに、一般のアクセスが可能なデータベースやコンピュータ・ネットワークへの掲載に努めるものとする。
前政権と同様、治水政策において非民主的な手法が継続されている現状を私たちは深く憂慮し、本日14日、以下の再要望書を提出し、国土交通省、群馬県庁にて記者発表しました。
2009年1月14日
国土交通大臣 前原 誠司 様
「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」座長 中川 博次 様
別紙申入れ団体連絡先
〒102-0083 千代田区麹町6-4麹町ハイツ502 谷合周三法律事務所内
℡03-3512-3443 Fax03-3512-3444
八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会事務局
弁護士 谷合周三
「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」の公開を再度求めます
2009年12月、前原国土交通大臣はわが国の治水政策の転換を目指すとして、「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」を立ち上げましたが、12月3日に開催された第一回会議は非公開とされました。私たち全国の河川や環境の問題に関わる31市民団体は、さる1月6日、連名で有識者会議の公開を求める要望書を前原大臣および中川有識者会議座長に配達証明で提出しました。
しかしながら、期限までに回答はなく、昨日の国交省発表により、1月15日に開催されることとなった第二回会議も、前回と変わらず非公開となることが明らかになりました。「第1回会議で非公開を会則に盛り込んだので、第2回を公開にするには、会則変更が必要になる」というのが国交省泊氏の電話での説明です。
1月15日には治水政策の転換を目指してきた二人の意見陳述が予定されていました。嶋津暉之氏と宮本博司氏です。
嶋津暉之氏(水源連共同代表)は「公開を求めたが、受け入れられなかった。有識者会議答申が少しでも後ろ向きになるのを防ぐには陳述しておくことが大切」と判断され、15日の陳述に応じることを選択されました。
宮本博司氏((元淀川水系流域委員会委員長・元国土交通省防災課長)は、「国民の生命に関わる治水の考え方を転換する議論は国民の前で堂々と行うべきであり、また国民を巻き込んだ中で議論しないとどんなに素晴らしい方針が出ても、実効性が伴わなくなる。本気で転換をやろうとするのなら、その最低で絶対の条件は会議の公開である。私は会議が公開にならなければ、意見陳述に行きません。」としています。
お二人の1月15日の対応は異なりますが、「国民の生命に関わる治水の考え方を転換する議論は国民の前で堂々と行うべきである」「公開を求める」という考えは共通しています。
わが国の治水政策の今後に大きな影響を与える「有識者会議」が国交大臣の私的諮問機関であるからなおさらのこと、その答申が国民に認められるには、その審理過程が透明なものでなければなりません。密室で作成された答申はその内容の如何を問わず、国民の信用を得るのは困難です。
河川行政の大転換を目指す前原大臣がこの有識者会議を非公開扱いしていることに私たちは理解が及びません。有識者会議の審理内容が国民に支持されるには「公開」が大前提です。私たち31市民団体は、貴職が「有識者会議」を公開にすることを強く求めます。
併せて、有識者会議の事務局を官僚任せにするのではなく、政務三役直轄で担われることを要請いたします。
八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会
八ッ場ダムをストップさせる群馬の会
ムダなダムをストップさせる栃木の会
八ッ場ダムをストップさせる茨城の会
八ッ場ダムをストップさせる埼玉の会
八ッ場ダムをストップさせる千葉の会
八ッ場ダムをストップさせる東京の会
霞ヶ浦導水事業を考える県民会議
霞ヶ浦・北浦をよくする市民連絡会義
利根川の水と自然を守る取手連絡会
茨城県の水問題を考える市民連絡会
八ッ場あしたの会
環境会議・諏訪
美しい錦川を未来へ手渡す会
太田川ダム研究会
みんなで佐倉市をよくする会
相模川キャンプインシンポジュウム
ダム反対鹿沼市民協議会
九州住民ネットワーク
球磨川からすべてのダムを無くして鮎の大群を呼び戻す会
奥胎内ダムを考える会
設楽ダムの建設中止を求める会
設楽ダムの建設中止!名古屋の会
日進自然観察会
身近な川を見守る会
全国自然保護連合
利根川流域市民委員会
利根川・江戸川流域ネットワーク
市川緑の市民フォーラム
渓流保護ネットワーク・砂防ダムを考える
導水路はいらない!愛知の会
---再要望書転載終わり---
【上記趣旨に賛同する団体】
環瀬戸内海会議
【参考】
小渕政権下の閣議決定により審議会等の公開、民主化が進められてきましたが、国土交通省河川局関連の審議会等では、変革が遅々として進まず、このことがダム問題の民主的な解決を遅らせる大きな要因となってきました。
政権交代後、民主党政権による変革が期待されていますが、今のところ変化は見られません。上記の要望書は、以下の閣議決定に基づいて、有識者会議の公開を求めるものです。
審議会等の整理合理化に関する基本的計画(平成11年4月27日 閣議決定)より抜粋
http://www.kantei.go.jp/jp/kakugikettei/990524singikai.html
中央省庁等改革を推進するため、審議会等の整理合理化に関する基本的計画を以下のとおり定める。
1.審議会等の整理合理化
(略)
2.懇談会等行政運営上の会合の適正化
懇談会等行政運営上の会合の適正化については、別紙4の「懇談会等行政運営上の会合の開催に関する指針」により行うものとする。
別紙3 審議会等の運営に関する指針
審議会等の運営については、次の指針によるものとする。
(略)
3.議事
(4) 公開
① 審議会等の委員の氏名等については、あらかじめ又は事後速やかに公表する。
② 会議又は議事録を速やかに公開することを原則とし、議事内容の透明性を確保する。なお、特段の理由により会議及び議事録を非公開とする場合には、その理由を明示するとともに、議事要旨を公開するものとする。
ただし、行政処分、不服審査、試験等に関する事務を行う審議会等で、会議、議事録又は議事要旨を公開することにより当事者又は第三者の権利、利益や公共の利益を害するおそれがある場合は会議、議事録又は議事要旨の全部又は一部を非公開とすることができる。
③ 議事録及び議事要旨の公開に当たっては、所管府省において一般の閲覧、複写が可能な一括窓口を設けるとともに、一般のアクセスが可能なデータベースやコンピュータ・ネットワークへの掲載に努めるものとする。
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