2010年1月31日日曜日

【両生類】 【有尾目】

【出展リンク1】: http://ja.wikipedia.org/wiki/両生類


【引用始め】以下の通り

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両生類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

両生類(りょうせいるい)とは、脊索動物脊椎動物亜門両生綱 (Amphibia) に属する動物の総称。



両生綱 Amphibia
Bufo periglenes1.jpg
分類
:動物界 Animalia
:脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
上綱:四肢動物上綱 Tetrapoda
:両生綱 Amphibia
Gray1825
下位分類群
本文参照
両生類(りょうせいるい)とは、脊索動物脊椎動物亜門両生綱 (Amphibia) に属する動物の総称。
両生綱 Amphibia
Bufo periglenes1.jpg
分類
:動物界 Animalia
:脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
上綱:四肢動物上綱 Tetrapoda
:両生綱 Amphibia
Gray1825
下位分類群
本文参照
両生類(りょうせいるい)とは、脊索動物脊椎動物亜門両生綱 (Amphibia) に属する動物の総称。
両生綱 Amphibia
Bufo periglenes1.jpg
分類
:動物界 Animalia
:脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
上綱:四肢動物上綱 Tetrapoda
:両生綱 Amphibia
Gray1825
下位分類群
本文参照
両生類(りょうせいるい)とは、脊索動物脊椎動物亜門両生綱 (Amphibia) に属する動物の総称。
概論 [編集]

約4億年前に最初に陸上生活を始めた脊椎動物。古生代石炭紀頃より、多くの化石種が知られる。現在生息しているものは、有尾目無足目無尾目の三群である。
卵から直接発生するカエルや幼体を産む卵胎生、ある程度成長した幼体を産むサラマンダーなど繁殖形態は様々。産卵場所は多種多様で、池や川などの水中から伏流水中、地上、地中、地底湖や樹上で産卵し、卵は殻を持たない。また、幼生は基本的にはえら呼吸で水中で生活し、変態して陸上に上がることができるようになる。カエルは基本的に成体は肺呼吸をし、四本の足を持ち、ほとんどの種では陸上での活動が可能である。一部水棲でほとんどを皮膚呼吸に頼り、空気呼吸せずに生活する種もいる。有尾類の一部では生涯鰓が無くならず、陸上に出られない種もある。また無足類は四肢が退化し全く無く、水棲アシナシイモリは鰓は無いが、陸上生活は出来ない。他のアシナシイモリも地中性で陸上生活ではない。
基本的に乾燥に弱いため、水辺などの湿った環境が生息域の中心であり、陸上で活動可能な体を持ちながら、生活や繁殖を水に依存した生涯を送ることからこの名がある。「両生」類の名は、水中生活と陸上生活の両方が可能という意味ではなく、両方が必要な動物であるという意味である(これが近年の両生類の減少に繋がっているとの指摘もある)。
本来、欧名を漢訳した両棲類両棲綱であったが、「棲」の字が常用漢字に含まれないため、現在は多くの場合「両生類」「両生綱」と書かれる。
20世紀後半から、世界的に両生類の減少が著しく、多くの両生類が絶滅しつつある。カエルツボカビ症をはじめとする感染症や吸虫の被害のほか、粘膜に覆われた脆弱な皮膚が、環境変化への対応を困難にし、個体数の減少をもたらす原因になっていると考えられている。一説に因ればこのままのペースで減少が続くと、100年以内に全ての両生類が絶滅するともいわれている。

外部形態 [編集]

無足類をのぞいて指のある四肢を持つ。一部有尾目のサイレン科は前肢しか持たない。現存種は前脚には親指がないため前肢の指は基本的に4本で、後肢の趾は5本である。有尾目では後肢の指が4本であったり、前後肢とも3本以下であったり、アンフューマ科のように指趾が1-3本という種類もある。
  • 両生類の皮膚は分泌腺や毒腺が多くなめらかである。爬虫類のように、をもっておらず、表面が角質化していたりしない。これは皮膚が呼吸器としての役割(皮膚呼吸)が多くの割合を占めているからであるが、それゆえ乾燥に弱いという弱点にもなっている。





    • 例外:アシナシイモリの体のしわの間に小さな鱗がある。また、化石種には鱗をもったものもある。

生理 [編集]

  • 変温動物であり、体温は周囲の気温とともに変化する。温帯から寒冷地に住む種は冬眠を行う。
  • 心臓は、2心房1心室より構成され、動脈血静脈血が混じり合って体全体および呼吸器の双方に送られる。
  • 生息域は川、沼、湖などの淡水およびその周辺であることから、海水魚からではなく、淡水魚から派生して誕生した動物群であると考えられている。実際に、両生類の体は塩分に対する耐性が低く、海産の種も確認されていない。(汽水域に棲む種はいる:カニクイガエル)ただし化石種には海に住むものも存在した。

生活史 [編集]

  • 卵生のものが多く、基本的には水中に産卵する。産卵時に、水中で体外受精を行う無尾目やサンショウウオ上科など一部の有尾目と、多くの有尾目のように精包を受け渡す形で、体内受精するものと、無足目のように外部生殖器を持ち交尾するものがある。有尾目と無足目では卵胎生の種も多い。
  • 卵は殻を持たず、ゼラチン質で包まれ、水中に生み付けられる。しかし、ヤドクガエル科アメリカサンショウウオ科など陸上で産卵する種類も珍しくはない。有尾目と無足目には幼生や変態の終わった幼体を直接産む種類もいる。
  • 成長過程で、変態を行う。幼生の特徴は、えら呼吸を行い、尾に鰭があるなど、魚に近い姿である。外鰓を持つなど一般の魚類とは異なる特徴もある。肺魚類やポリプテルス類の幼魚は外鰓を持ち、両生類の幼生に似ている。変態の過程は、進化の流れを再現しているともいえる。
特にカエルの幼生はオタマジャクシと言う。
  • 成体は、肺呼吸をし(肺のない種も存在)4本足で陸上を移動することが可能であることが多い。





    • 有尾目の一部の種では、変態をしないで幼生の形態のままの成体になる幼形成熟ネオテニー)が知られる。また変態が途中で終了する種も存在する。例えばアメリカ合衆国に分布するヘルベンダーは鰓孔が最後まで消えないためそういった考え方も出来る。逆に変態を終えた姿で生まれる種も多い。

絶滅の危惧 [編集]

カエルツボカビ症による両生類の絶滅が危惧されている。致死率は90%にも上る。
飼育上の注意点として、麻布大の宇根有美准教授(獣医病理学)は、「飼っている両生類に異変があれば、すぐに獣医師などに相談してほしい。水の管理が最も重要で、水槽の水を排水溝や野外に流さないでほしい」としている。

分類 [編集]

下位分類体系の一例を以下に示す。

系統関係 [編集]

四肢動物デボン紀後期の約3億6000万年前に肉鰭綱から進化した。ハイギョ類とシーラカンス類のどちらに近いかは未だ決着がついていない。
最初期の四肢動物であるアカントステガイクチオステガは曲がりくねった大河川に住んでいたと思われるが、やや時代が下ったチュレルペトンのように海生と思われる種もいた。この時期の四肢動物は、まだ少なくとも一部はに覆われた魚類のような皮膚と、6本以上の指を持つ水を掻くのに適した四肢を持つ、ほとんどを水中ですごす動物であったらしい。
石炭紀になるとペデルペスのように陸上生活に適応した四肢を獲得し、二次的に水中に戻った種も含め多様な種が生まれた。石炭紀後期にはすでに有羊膜類が枝分かれして行き、これら迷歯亜綱に分類される動物たちは徐々に水中生活にウエイトを戻していく。これら古いタイプの両生類は、中生代になっても三畳紀には世界中の淡水系に数mにも及ぶ巨大な種が繁栄していたが、三畳紀末の大絶滅以降急激に衰えていき、白亜紀前期に絶滅した。
現生両生類である平滑両生亜綱に属する無尾目・有尾目・無足目の起源と関係は未だはっきりとわからないが、すでに約2億9000万年前のペルム紀前期に無尾目・有尾目・迷歯亜綱分椎目の特徴をモザイク状に有するゲロバトラクスが存在した。
三畳紀のマダガスカルには現生のカエルにある程度近い姿のトリアドバトラクスが生息し、ジュラ紀になると今と外見上は変わらないカエルが世界中に分布を広げていた。
有尾目もジュラ紀には現生の目すべてが生まれていたが、それまでの系譜はよくわからない。
無足目はジュラ紀初期のまだ四肢が残っているエオカエキリアの化石が見つかっており、分布から考えてパンゲア大陸が完全に分裂する白亜紀までには現生の目すべてが誕生していたはずだが詳しいことはわからない。

関連項目 [編集]

ウィキメディア・コモンズ

参考文献 [編集]

  • 松井正文 『両生類の進化』 東京大学出版会、1996年

外部リンク [編集]


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【出展リンク2】: http://ja.wikipedia.org/wiki/有尾目

有尾目

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

有尾目
ファイアサラマンダー
ファイアサラマンダー
Salamandra salamandra
分類
:動物界 Animalia
:脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
:両生綱 Amphibia
亜綱:平滑両生亜綱 Lissamphibia
:有尾目 Caudata/Urodela
有尾目(ゆうびもく、Caudata/Urodela)は、動物界脊索動物門両生綱に属する目。

目次

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分布 [編集]


有尾目の分布
一般に冷涼な気候を好み、分布はほぼ旧北区(シベリアでは北極圏にまで広がっている)と新北区に限られる。アメリカサンショウウオ科(ムハイサラマンダー科)に属するミットサラマンダー属のみが、熱帯を越えて南アメリカ大陸まで分布する。

形態 [編集]

解剖学的特徴 [編集]

基本的に、外見は絶滅した迷歯類空椎類の基本形と似て、細長い胴と長い尾、粘液に包まれた皮膚、前後とも同じ長さの短い四肢(サイレン科は前足のみ)を持つ。目名はいずれも「尾を持つもの」の意。英名のSalamanderはギリシャ語の「火のトカゲ」に由来する。
頭蓋は骨によって完全に覆われてはいない。比較的小さいが十分機能するを持つ。多くの種は変態の時に可動性のまぶたを獲得するが、アホロートルなどの幼形成熟的な水生種やオオサンショウウオではまぶたを持たないものもいる。鼓膜中耳を持たない。空気中の音を聞き取るのは苦手だが、地面の振動は敏感に感知できる。
椎骨は一般的に見られるようにまず軟骨として形成され、それが置換されていくのではなく、脊索の周りに直接に形成される。これは空椎亜綱と共通する特徴である。
ほとんどの種では左肺の方が右肺よりも小さい。サイレン科のみ左右の肺が同じ大きさである。陸生種では肺胞も発達する傾向がある。肺を持たず皮膚呼吸のみに頼る種も複数の系統に存在する。有尾類は四肢動物進化史上、肺の消失が頻繁に起こった唯一の目である。流れの速い川で、体が浮かび上がって流されてしまわないための適応だろうといわれる。

生態 [編集]

林床の落ち葉の下や木や石の陰等に生息する半地中生の種、ほとんど地上に現れない地中生の種、水辺で暮らす半水生の種、完全に水生の種、一部には樹上で生活し繁殖も樹上で行う種、洞窟内や地下水流で生活する種などがいる。
陸生の種では視覚によって獲物を探し、粘性のを伸ばして昆虫やミミズなどを捕える。肺が無い種では、本来は空気を肺に送り込むための舌骨器官が舌を伸ばす為に特殊化し、体長の半分近い長さまで舌を伸ばすことができる種もいる。水生の種では舌は発達せず、側線器官と嗅覚で獲物を見つけ、大きく口を開けることで水と一緒に水生昆虫や小魚を呑み込む。
外敵に襲われた場合、多くの種で警告姿勢(スズガエル反射)をとるのが見られる。腹側の派手な模様を見せることで、自分がまずいことや毒があることをアピールする。アカハライモリなどはフグと同じテトロドトキシンという毒を持つ。
より積極的な防御行動として、皮膚から分泌物を出すものも多い。ファイアサラマンダーでは背中の正中部にある分泌腺から相手を狙って高速(秒速300cm以上で、ミイデラゴミムシなどのガス噴射速度を上回り生物中最速)で毒液を撃ち出すことができる。他にも鋭い肋骨を体側から突き出すイベリアトゲイモリや、噛みつき、尻尾で打つ、尻尾で締める、頭突きなどの防御が知られる。

繁殖 [編集]

約90%の種が体内受精を行う。体外受精を行うのは原始的なサンショウウオ上科に属する種と、おそらくはサイレン上科の種である。体内受精を行う種のメスは、オスから受け取った精子を保持するため総排泄孔に精子嚢といわれる器官を持つ。
大半の種は水中で産卵し幼生も水生だが、陸上で産卵する種もいる。彼らの幼生は、雨に流されたり自力で跳ねて水に戻るか、孵化前に変態を済ませて親と同じ形で生まれ(直接発生)そのまま陸上で生活する。
また、イモリ科の一部は親の卵管の中で孵化するものもある。卵黄の栄養だけで成長する(卵胎生)の種も、卵管の中で最初に孵った兄弟が卵管内の発生中の兄弟の胚を食べてかなり成長してから外部に出る胎生の種もいる。
一部の種は卵や幼体を親が保護する。陸上で産卵するアメリカサンショウウオ科では、外敵のみならず乾燥やカビからも卵を守る。

変態 [編集]

幼生はカエルと違い全て動物食で、外鰓と成体と同じ歯を持つ。四肢は孵化時からある種もいるが、後から生えるときはカエルのそれとは逆に前肢から生える。流水性の幼生は、流されないように石などにつかまるため四肢に爪を持ち、止水性の幼生は体側にバランサーといわれる突起物を持つ。
動物食なので共食いもよくするが、一部の種では幼生の生息密度が高いと「共食いモルフ」といわれる共食いに適した頭部が巨大化した形態になることもある。しかし周りにいるのが自分の兄弟姉妹が多いときは、その変化は抑制される。
変態を行って成体になるが、一部の種では幼形成熟を行う。 アホロートルのようにホルモン(サイロキシン)を与えれば変態する種も、ホライモリのようにどうやっても変態しない種もいる。またサイレン科のように、一生外鰓が残ったりする不完全な変態をする種もある。

分類 [編集]

人間との関係 [編集]

他の両生類と同じく、近年の環境汚染や開発による生息地の分断化、さらにペットトレードのための捕獲によって、その生存は脅かされている。気温上昇に弱い種が多いため、地球温暖化の影響も危惧される。
人目に触れにくい生態の種が多いため、それほど人との関わりがあるわけではないが、次のようなものが知られる。

薬用・食用 [編集]

漢方では、オオサンショウウオや小型サンショウウオを強壮・肺病・疳に効ありとする。蛋白質補給による栄養状態改善が有効だったのだろうといわれる。また小型種は湿疹や痒み止めの薬にもなるという。南会津の桧枝岐村では、ハコネサンショウウオ料理が名物として知られる。
かつての日本ではオオサンショウウオは普通に食用に供されてきた。食通の北大路魯山人によると「すっぽんと河豚の合いの子」のようで非常に美味であるという。
中華料理ではチュウゴクオオサンショウウオは高級食材とされ、養殖もしている。また、小型サンショウウオも乾物にして市場で売られているという。
アホロートルは、かつて現地のインディオたちの蛋白源の1つだった。味はウナギに似ているという。また、肺病や強壮にも薬効があると考えられていた。

伝説 [編集]

サラマンダー、特にファイアサラマンダーは、かつてのヨーロッパでは火の中で生きる生物だと考えられていた。パラケルススは火の精霊であるとした。
アホロートルは、古代メキシコの変幻自在の神ショロトルの化身と言われていた。
かつての日本では、アカハライモリは繁殖期の盛んな求愛行動が見られるためか、惚れ薬としての効用があるといわれていた。同様に、アイヌもエゾサンショウウオのことを多淫な生き物と看做していた。

関連項目 [編集]

ウィキメディア・コモンズ

参考文献 [編集]

  • 松井正文著『両生類の進化』(東京大学出版会) ISBN 4-13-060163-6
  • 碓井益雄著『イモリと山椒魚の博物誌』(工作舎) ISBN4-87502-211-5
  • 荒俣宏著『世界大博物図鑑』第4巻[両生・爬虫類](平凡社) ISBN 4582518230
  • William E. Duellman,Linda Trueb『Biology of Amphibians』(Johns Hopkins Univ Pr)ISBN 0-8018-4780-X

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