ノアの箱舟を創ろう Let us Create the Super Ocean-Floating-Structures such as the Noah's ark.

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Tuesday, March 16, 2010

伊賀の特別天然記念物オオサンショウウオを守る会 :第1回知恵しぼり会で参加者から提案された「知恵」のまとめ

 
伊賀の特別天然記念物オオサンショウウオを守る会
1回知恵しぼり会で参加者から提案された「知恵」のまとめ

2010年2月27日開

青字補足:事務局

1.川上ダム(建設、建設計画)について
 ・旧川上地区住民の人々に国の政策の間違いを謝罪する。
 ・上野地区の浸水被害、下流の安全のため移転を決められた気持ちを尊重する。
 ・ご先祖の大切なものを手放された方々がかつて願われていた将来・夢を生かしてあげた  い。
 ・現状以上の自然破壊を止めて、住民が去ったことによる原始化への流れ(人が住みつく 前の自然状態に還ったことを言うのか?)を利用して、まず生態系保全、改善に努め  る。
 ・川上ダム建設計画を永久に封印できるような働きかけや運動。
 ・ダムができると湖面の霧が飛び、住宅の保持が困難になります。
 ・活断層の上にダムを建設することは危険。(活断層の)情報を公開してほしい。
 ・川上ダム建設を中止せよ。
 ・住民参加の行政制度の確立

2.自然観察 について
 ・自然観察できるゾーンをつくり、キャンプを兼ねて子どもたちが遊びに来れる里をつく  る。
 ・オオサンショウウオの生息環境保全のためにも、前深瀬川、川上川流域集落の下水道施 設の整備(進んでいるのか確認が必要)
 ・オオサンショウウオの里。飼育、観察、研究ができる。
 ・日本最大のオオサンショウウオ生息地域はこれだと証明できるようなエリアを値域住民 の手でつくったらどうか。
 ・オオサンショウウオの博物館。生態を学べる施設。オオサンショウウオになれる(?)
 ・オオサンショウウオの保護、観察(ハード・ソフト)
 ・ダム湖として買い上げた山林、土地はサンショウウオセンターとして整備する。他は森 林公園化して自由に入れる里山整備も行う。
 ・オオサンショウウオの生息数、地域マップの製作。生息調査機(水中音波探知機)など の機器の紹介。
 ・オオサンショウウオ博物館をつくる。
 ・ホタルを観察できるようにする。
 ・前深瀬川の自然への誘い。野鳥、水生生物など

3.農業・林業について
 ・有機農業の拠点(かつてアイガモ農法が盛んな地域だった)
 ・オーガニックな農業を研究する所にする。(伊賀市にこの春有機農業協議会なるものが 発足する)
 ・伊賀地区の市民の休暇村兼自給自足をめざす地産地消生産地化を図る。
 ・ブドウ園の整備。転流工トンネルは保管庫として利用
 ・森林の維持管理と活用が防災上も産業としても重要
 ・川上ダム予算を林業再生に使い、仕事のない人々を救い、緑を取り戻す。
 ・原木市場マルタピア(活用、活性化、市民に開く)

4.保養地について
 ・ダム建設のため伐採された人工林を雑木林に変えて、そこにグループホームを建設す  る。そのグループホームはログハウス風(コンクリートでなく自然を生かした造り)に 造られ、林の中に転々と存在する。デイサービスも受け入れ、林に散策路も設け介護士 の補助で散歩したり、畑づくりもできるようにする。医者も年をとられた方が一緒に別 棟に居られるなど、ゆうゆうと最期を迎えられるようにする。
 ・子どもたち、お年寄りの癒しの場とする。
 ・清流を生かして「水と遊ぶ」
 ・指定公共車両を除き車を入れないゾーンにして、子ども、高齢者などを大切にするユニ バーサルな町、地域づくりをする。
 ・山あり、川あり、陽あたり良い立地を生かした施設。療養所、保育所
 ・都市高齢者の介護施設
 ・都市住民の癒しの場
 ・中京、関西圏よりの近鉄青山町へのアクセスを利用して森林医療(病に対する免疫力  アップ・健康ウォーク)
 ・木津川の語源を生かす文化づくり。①木の文化を生かす。②生態系や自然環境の維持。 ③子どもたちへの良好な環境の伝達。

5.スポーツについて
 ・マラソン、ジョギング、サイクリング等身体トレーニングのための基地づくり。温泉やトイレの設置

6.観光について
 ・前深瀬川が素晴らしいので川を利用した観光をやってもいいと思う。
 ・本格的なオートキャンプ場をつくる。(近郊にない)
 ・アマゴ釣り場(養殖、名阪森林パークにマス釣り場はある)
 ・宿泊施設をつくる(温泉、低料金)
 ・淡水生物を中心とした水族館をつくり、旭山動物園のように生態の展示をする。
 ・サンショウウオ博物館、道の駅、森林浴散歩道などいくつか組み合わせて町おこしがで きるのでは。
 ・初瀬街道まつり
 ・ツバメ観察ツアー
 ・酒蔵開き
 ・史跡めぐり、歴史周遊。
・周遊ルートの整備とガイド、語り部の育成
 ・初瀬街道、常夜燈、大村神社、頓宮跡(斎宮関連)、息速別命(阿保親王)古墳など

7.歴史文化の発掘と活用について
  ・青山町の歴史文化の調査と資料館整備
  ・歴史学・民俗学ジャンル
  ・伊勢神宮領大箇山(平安時代~中世)皇大神宮儀式帳(794年)・神鳳抄
  ・箕藤、黒葛、雑器料、檜、楮麻、紙
  ・考古学ジャンル
・石器時代(古砦遺跡(2万年前)・高尾・布引開拓地遺跡)
・縄文時代の遺跡(種生八王寺社¥遺跡)
  ・生物学・生態学ジャンル
・古琵琶湖層(350万年前~  )

8.エネルギーについて
  ・ダム用地跡に太陽光発電施設を建設する。
  ・ダム用地跡に小水力発電施設を建設する。

9.既設施設の活用について
  ・ダムが中止になったら、水資源機構の事務所をまちづくりセンターに活用する。
  ・自然環境創生のためのシンポジウムなどが開催できる集会施設を散策区域につくる。

10.その他(テーマ外を含む)
   
  ・再生案の公募
  ・商店街の復活
  ・どうしてもダムを造るのなら、水門を常時開放してオオサンショウウオ等の遡上効果  を妨げない様にする。
  ・オオサンショウウオを守るために水質を保持し(生息)環境を守ろう。
  ・カワセミを再びよみがえらせよう。
  ・ホタルが乱舞する地域にしよう。


















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