2010年07月30日
どうやら今の政治を全否定する時がきたようだ
どうやらこの国は、私が冗談交じりに唱えてきた既存の政党、政治家を全否定しなければならない臨界状態に突入しつつあるようだ。
偶然にも同じ日に行なわれた民主党と社民党の党内対立の模様を見てそう確信した。
もう元には戻れない。戻ってもうまく行かない。国民の共感を呼ぶような政治は彼らにはできない。
社民党はどうなっていい。しょせん極小野党だ。国民の大多数にとってはどうでもいい。
しかし民主党は違う。政権政党である。 そんな民主党がこんな状況だ。
なぜ9月なのだ。なぜ今すぐ代表選挙を行なって再出発しないのか。
菅直人代表で再出発するのか、それとも小沢一郎と妥協するのか。あるいは、そのいずれもがうまく行かないのであればどちらかが民主党を割るのか。
それをはっきりさせろ。
国民はどちらでもいいのだ。早くスッキリさせて力強い政策を進めろと言っているのだ。
そもそも、民主党がこんな悠長な事ができるのも野党第一党である自民党がまったくダメだからだ。
国民はよく見ている。本当に自民党が出直しているのならとっくの昔に菅民主党は終わっている。
それがそうならないのは自民党がもっと悪いからだ。自民党は終わっている。
政治評論家はきまってこういう。
日本の状況はこんな事をしている時ではない。
政局よりも政策を政治家に求めている、と。
それは違う。政策がないから政局になるのだ。
たとえ政策があっても政策で一致した連中が集まらないから政局になるのだ。
そんな政治をそろそろ国民は全否定しなければならない。
政治家がいなくなったら日本は誰が動かしていくのかだって。
そんな馬鹿な事を言っているから馬鹿な政治家が蔓延するのだ。
政策はわれわれが作っていく、それしかないだろう。あたりまえの事だ。
お知らせ
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●お問合せ先● 講談社 生活文化局第二出版部 武田淳平 〒112-8001 東京都文京区音羽 2-12-21 j-takeda@stf.kodansha.co.jp
Naoto Amaki
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