| 1937-1954 | |
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1937 映画評『新しき土』
1938 正月/編輯後記(第一高等学校校友会『校友会雑誌』第363号)
1939 戦争と文学とに関する断想
1943 妹に
1944 トリスタンとイズーとマルク王の一幕
1946 天皇制を論ず/天皇制について/新しき星菫派に就いて
1947 ポール・ヴァレリー/金槐集に就いて/オルダス・ハクスリーの回心/象徴主義的風土/四つの四行詩/愛の歌
1948 さくら横ちょう/定家『拾遺愚草』の象徴主義/漱石に於ける現実
1949 木下杢太郎の方法/芥川龍之介小論/木下杢太郎とシナの医学
1950 日本の庭/外と洋学/ジャン・ポール・サルトル/演劇のルネサンス
1951 龍之介と反俗的精神/途絶えざる歌/ヴェルコールについて/「ネギ先生」の想い出/木下杢太郎と吉利支丹研究
1952 火刑台上のジャンヌ・ダルク/ルオーの芸術
1953 解説(吉田秀和『音楽家の世界』)/一枚のボッシュに
1954 現代オペラの問題 |
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| 1955-1959 | |
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1955 日本文化の雑種性/私文学論/石川淳小論/ジャン・ジロドゥー小論/信州旅日記/ヴィーンの想い出
1956 果して「断絶」はあるか/木下順二小論
1957 天皇制について/近代日本の文明史的位置/サルトルと共産主義/映画における古典主義の誕生/ゴットフリート・ベンと現代ドイツの「精神」/グレアム・グリーンとカトリシズムの一面
1958 荷風覚書/カール・バルトとプロテスタンティズムの倫理
1959 ヨーロッパとは何か/石川淳覚書/外とその時代/戦争と知識人/薬師寺雑感 |
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| 1960-1966 | |
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1960 物と人間と社会/安保条約と知識人/余は如何にして基督信徒とならざりしか/親鸞
1961 日本の英語教育/日本人の世界像
1962 現代日本文学の状況/宇津保物語覚書
1963 外と「史伝」の意味/茶の美学
1964 カルル・クラウス/読書の想い出/詩仙堂志
1965 『源氏物語絵巻』について/野村万蔵の芸/狂雲森春雨/西田幾多郎全集への期待/福沢諭吉と『文明論之概略』
1966 日本文学の伝統と「笑い」の要素/サルトルの知識人論/竹内好の批評装置 |
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| 1967-1971 | |
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1967 仏像の様式/日本の美学
1968 宗達私見/世なおし事はじめ/言葉と戦車
1969 アメリカ再訪/日本における芸術思想の展開/芝居についての芝居
1970 ジャコメッティまたは純粋芸術家/丁丑公論私記
1971 小倉朗または音楽の現代/林達夫とその時代/日本文学史の方法論への試み/亡命の問題三つ/「追いつき」過程の構造について/米中接近――感想三つ/感受性への忠実/外全集に寄す/中国または反世界/中国・二つの顔/中国または人民の兵営 |
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| 1972-1976 | |
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1972 音楽の思想/中国の屋根の反り/去年之雪今何処/死の見方・江戸時代と近代/富永仲基と石田梅岩/花の降る夜のなかで/超リアリズムまたは現実の多義性/斎藤茂吉全集賛/歓迎徂徠全集
1973 『日本庶民文化史料集成』を歓迎する/鉄斎覚書/仏教美術の評価に資する/書巻を開き,古賢に逢ふ/論語読み/宗達の世界/福永武彦を論ず
1974 推薦文(中村真一郎『この百年の小説』)/推薦文(筑摩書房版『近代日本思想大系』)/世阿弥の戦術または能楽論/内田義彦の「散策」について
1975 「神は人也」または『古史通』の事/狂気のなかの正気または『リヤ王』の事/形式の発明または『渋江抽斎』の事/大和心または宣長の「遺言」の事/いざ往かん,君にさも似しかの国へ/「本歌取り」または『方丈記』の事/芸談または『夏に技冬に声』の事/批評についてまたは『吉田秀和全集』第1巻の事/ジャポングレまたは「フラングレ」の事/新井白石の世界/「人間性」についてまたは『デカルト流言語学』の事/顔で笑って心で泣いてまたは『随想録』第1巻第38章の事/青春または『ひとりね』の事/大きさの話または『野生の思考』の事/女の解放運動または『正法眼蔵』(「礼拝得髄」)の事/怒る事の大切さまたは『金芝河詩集』の事/自然愛または『奥の細道』の事/柳随筆/亡命または『仕事日記』の事/言論の自由または『平民新聞』の事
1976 小説の愉しみまたは『迷路』の事/天皇について/政権交代または『柳橋新誌』の事/神秘主義または『イスラーム思想史』の事/脱神秘化または『胆大小心録』の事/戦争または『フロイト著作集』の事/転向または『獄中贅語』の事/辞世または『狂文狂歌集』の事/多数専制または『自由論』の事/文学的周辺理論のためにまたは『枕草子』の事/文学の擁護/再びヴェトナム戦争についてまたは『くさびら』の事/方法の問題または『皮膚科学講義』の事/人間学または『状況第九』の事/土着文化または『万葉集』の事/子供の国/徳川治下の詩人たちまたは『詩人の庭』の事/天喪予または『論語』の事/偽善的であることの大切さまたは『ローマ帝国衰亡史』の事/酒は涙か溜息か/短詩 |
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| 1977-1983 | |
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1977 単純な経験と複雑な経験/丸山真男『戦中と戦後の間』/道化にとって座頭市とは何か/光悦覚書/E.H.ノーマン・その一面/堀辰雄愛読の弁/『杜甫詩注』への期待/淀長流解説『愛のコリーダ』/日本人の死生観(抄)/司馬太郎小論/文章副読本/小林秀雄『本居宣長』
1978 古典の意味について/推薦文(「岩波現代選書」)/白鳥/戊午公論/一休という現象/現代日本作家の諸問題
1979 美しい時間/中国再訪/龍門石窟/ポール・ロワイヤール論理学/山中人話/ねむの木のうた/誄/スポレートの教会/管弦楽/福永武彦の死/小さな花/サルトル論以前/人と方法/ヴェネツィアの冬/石川淳または言葉の力/美しい顔
1980 文学研究のこと/無題/ピカソ回顧/推薦文(平凡社版『日本人の自伝』)/二つの映画/翻訳のこと
1981 映画・東京・「岩波ホール」/二葉亭問題/万作十牛図/桑原武夫私記/意味の大きい日本語訳/桜に鶯・CARICATURA/何故杢太郎全集か/宮本百合子のソ連経験/民主主義のために/フランスから遠く,しかし……/福永武彦の『百花譜』
1982 『源氏物語絵巻』/教科書の検閲と「ユーフェミズム」/随筆についての随筆/クリムトのダナエ/後ろ姿の女たち/大岡昇平・人と作品/女の眼の語ったこと/訳詩偶感/女の描いた女/序(青木信二『狂言――野村万蔵の世界』)/ゴヤの版画の魔女/『アヴィニョンのピエタ』
1983 踊る女/『加藤道夫全集一』読後/働く女/北国再訪/偶像の誕生/ムンクの場合/『日本古典文学大辞典』の効用への期待/美しい衣裳/ドゥガ・問いと答え/戦後文学史上,思想史上の記念碑/ゴルドーニ回想録 |
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| 1984-1986 | |
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1984 永遠の今/『中村真一郎評論集成』の出版を歓ぶ/キリストの孤独/サルトル私見/林達夫を思う/日本社会・文化の基本的特徴/信ずべき者/林達夫 追悼/敦煌所感/聖から俗へ/偉大な時代錯誤/『大百科事典』の編集方針について/推薦文(梅谷文夫・水田紀久『富永仲基研究』)/『イグナティウス・デ・ロヨラ』の余白に
1985 吉満義彦覚書/『中野好夫集』再読/富岡鉄斎/シャガール回顧/解説(『高田博厚著作集』第1巻)/山崎剛太郎の脱出/真夏の夜の(悪)夢/『子午線の祀り』について/現代の女の問題
1986 マラルメとプルースト/梁塵秘抄/『夕鶴』1000回/カトリック教会の役割/仏典読むべし/河野夫妻の想出/歴史の見方/渡辺守章さんのラシーヌ/『コリオレイナス』所見/白井健三郎への手紙 ほか |
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| 1987-1993 | |
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歌舞伎雑談/中村真一郎と蝶々の話/西洋文学とは何か/内田義彦とはどういう人か/明治初期の文体/矢内原伊作の三つの顔/丸山真男『近代日本のイデオロギー 膨張主義の起源』序文(イタリア語版の訳)/翻訳古典文学始末/明治初期の翻訳/中原中也の日本語/斎藤茂吉の世界 ほか |
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| 1994-1998 | |
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堀田善衛私記/本多秋五私記/外・茂吉・杢太郎/読書道楽/近代の翻訳詩/日本文化における時間と空間について(講演録)/中野重治断章/富永仲基異聞――消えた版木(戯曲)/昆劇と狂言との出会い ほか |
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| 1999-2008 | |
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20世紀の自画像/陳舜臣先生と話さなかった事/邦生の詩と真実/鍋島元子さんの想出/『婦人の友』百年に寄す/文学の役割/狐と義経と野村万作/木下順二の世界/戦争とプルースト/誰でも読む一冊の本について/鶴見俊輔小論/随筆についての随筆/一海知義さんとユーモア/一海知義さんと現代性 ほか |
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