2010年4月22日木曜日

第I部 東アジアとの新たな関係と国土交通施策の展開

【出展・引用リンク】:

http://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h16/hakusho/h17/html/g1022001.html

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第I部 東アジアとの新たな関係と国土交通施策の展開



(東アジア諸国・地域及び日本の港湾・空港)
港湾・空港については、東アジア諸国・地域を中心とする人流・物流の増大、交通手段の発達、海運の大容量化(大型船化)等が進んだことを背景として、東アジア諸国・地域で整備が進んでいる。その結果、東アジア諸国・地域の港湾・空港の整備は充実し、取扱能力が向上するとともに、一部の港湾・空港は取扱実績で日本を上回りつつある。
 
図表I-2-2-2 東アジア諸国・地域と日本の主要港湾の現状と計画
東アジア諸国、地域にはバース数や2003年のコンテナ取扱量で日本の港湾を上回る港湾がある。中国の香港は22バース、2045万ティーイーユー、シンガポールは37バース、1810万万ティーイーユー、中国の上海は19バース、1128万ティーイーユー、中国の深センは14バース、1061万ティーイーユー、韓国の釜山は21バース、1041万ティーイーユー、台湾の高雄は26バース、884万ティーイーユーである。日本の港湾は東京が12バース、331万ティーイーユー、横浜が16バース、251万ティーイーユー、名古屋が8バース、207万ティーイーユー、神戸が12バース、205万ティーイーユー、大阪が8バース、161万ティーイーユーなどとなっている。

 
図表I-2-2-3 東アジア諸国・地域と日本の主要空港の現状と計画
東アジア諸国、地域には滑走路数や2003年の発着回数で日本の空港を上回る空港がある。中国の北京は滑走路2本で約23万6千回、タイのバンコクは2本で約21万4千回、中国の香港は2本で約16万回、インドネシアのジャカルタは2本で約18万7千回である。日本は成田が2本で約17万2千回、関西が1本で約10万1千回などとなっている。

港湾について見ると、我が国に輸出入されるコンテナのうち東アジア諸国・地域の主要港湾において積替輸送される貨物量は増加し、非直送率も上昇している。また、我が国の港湾における基幹航路寄港便数が減少している一方で、東アジア諸国・地域の主要港湾における基幹航路寄港便数は増加している。
こうしたことから、我が国港湾の国際的な地位が、東アジア諸国・地域と比べて相対的に低下傾向にあると推測される。また、実際に、利用ランキングを見ても東アジア諸国・地域の一部の港湾が日本の港湾を上回っている状況にある。特に中国の主要港湾の伸びが目覚ましく、上位を複数占めている状況にある。
 
図表I-2-2-4 東アジア諸国・地域と日本の主要港湾コンテナ取扱量ランキング(2003年)
港湾のコンテナ取扱量ランキングでは東アジア諸国・地域の港湾が上位6位までを占める。1位は中国の香港で約2045万ティーイーユー、2位はシンガポールで約1810万ティーイーユー、3位は中国の上海で約1128万ティーイーユー、4位は中国の深センで1061万ティーイーユー、5位は韓国の釜山で約1041万ティーイーユー、6位は台湾の高雄で884万ティーイーユーである。日本の港湾は東京が世界17位で331万ティーイーユー、横浜が27位で251万ティーイーユーである。
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また、空港についても、利用ランキングで東アジア諸国・地域の一部の空港が日本の空港を上回っている状況にある。
 
図表I-2-2-5 東アジア諸国・地域の主要空港ランキング(2003年)
東アジア諸国、地域には国際貨物取扱量や旅客数で日本の空港を上回るものもある。国際航空貨物取扱量では中国の香港が世界1位で約264万トン、成田が2位で約209万トン、ソウルのインチョンが3位で約181万トン、シンガポールが5位で約161万トン、台北が7位で約149万トンであり、世界上位30空港のうち10を東アジア諸国・地域と日本の空港が占める。国際航空旅客数では香港が世界第5位で約2675万人、シンガポールが第7位で約2314万人、成田が8位で2243万人、タイのバンコクが9位で1939万人である。
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さらに、こうした港湾・空港という玄関口だけでなく、港湾・空港と国内各地を繋ぐネットワークも形成されつつある。
東アジア諸国・地域では、国境を越えた経済活動の機能分担が進んでおり、日本が東アジア諸国・地域を相手に競争力を維持するため、コスト、運用方法、手続等のソフト面も併せた総合的な能力の維持・向上を目指す必要がある。


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